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ガルバリウム鋼板ってなぁにクエスチョンマーク

電球解説

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ガルバリウム外壁の家

ガルバリウム鋼板は、ガルバリウムという合金で表面を覆われた鉄のことです。
近年屋根と外壁どちらにも広く使用されています。

時計ガルバリウム鋼板の歴史

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1972年にアメリカで開発され、年々使用が増加している。
フラット35(旧:住宅金融公庫)で借入した方の屋根材種類を比較したデータによると、2017年に新築で用いられた屋根材のうち、ガルバリウム鋼板がコロニアル(スレート)と瓦を抑えてはじめて1位になりました。数字の上でも使用頻度が高い建材であることがわかります。

種類ガルバリウム鋼板の種類

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ガルバリウム鋼板は、屋根と外壁どちらの用途かによって分類される種類が異なります。

屋根の場合は、大きく分けて3種類あり、葺き方向と断熱材の有無があります。

横葺き

≪屋根≫地面と屋根材が平行の『横葺き』

『横葺き』は、昔からある形状で屋根全体に対して横方向にガルバリウム鋼板が並んでいきます。
横葺きは、屋根の傾きが2.5寸以上の屋根勾配でなければならず、緩い勾配では施工できません。

また、横葺きには裏面に『断熱材あり』と『断熱材なし』があります。
『断熱材あり』は高価で、リフォームなどで多く採用されており、一方『断熱材なし』は安価で昔からよく使用されています。

縦葺き

≪屋根≫地面と屋根材が垂直の『縦葺き』

『縦葺き』は、屋根全体に対して縦方向にガルバリウム鋼板が並べられます。
縦葺きには『瓦棒葺き(心木あり/なし)』があり、最近では心木の木材が腐朽しない心木なしの『立平葺き』が人気です。
縦葺きは、屋根の傾きが0.5寸以上のゆるい勾配でも施工可能となっており、つなぎがないものがほとんどです。
長尺のものをビス留めしながら並べていくため、施工が簡素で費用も安価です。
問題点としては、大雨のときに雨水の流速が速く、雨樋から雨水が溢れやすいことです。

瓦調葺き

≪屋根≫屋根材が瓦屋根のような『瓦調葺き』

『瓦調葺き』は、横葺きと同じで地面と平行に葺く施工方法で、瓦をイメージした外観や瓦の重厚感が好みの方にはオススメです。
瓦調葺きのメリットは、瓦のイメージを残しつつ屋根を軽量化できることです。
デメリットは、瓦に比べて割高であり、耐久性が低く塗装などのメンテナンスが必要となり、コストパフォーマンスは低いです。

外壁の場合は、大きく分けて6種類の柄が広く使用されています。

スパン柄

≪外壁≫金属っぽさが強い『スパン柄』

素材の金属感を押し出した、スタイリッシュな家にしたいなら『スパン柄』がおすすめです。
スパン柄のガルバリウム外壁材は、カラーバリエーションが多いことや、色落ちやサビの保証がついていることも多く、美観維持の観点からも魅力です。

積石柄

≪外壁≫堅牢な印象を与える『積石柄』

さまざまな色・大きさの石を組み合わせた模様の『積石柄』デザイン。
自然な温かみと岩石のスタイリッシュさ、どちらの印象も与えることができる人気のデザインです。

細積石柄

≪外壁≫繊細な陰影の『細石積柄』

積石柄と似ていますが、石一枚分あたりの模様がより細長くなったのが『細石積柄』。
模様が細かくなり陰影が際立つことで、白系や暖色系の色でも引き締まったイメージを与えられます。

レンガ調

≪外壁≫伝統的な雰囲気を実現『レンガ調』

欧米の伝統的なレンガの住宅を、サイディングを使って安価に実現できるのが『レンガ調』のガルバリウム鋼板。
外見からは金属製だと気づきにくいため、柔らかい印象をそのままに、ガルバリウム外壁の耐久性が得られます。

木目調

≪外壁≫ナチュラルさと高級感の『木目調』

木の風合いを感じられる『木目調』。
黄色に近い薄い色を使えば本物の木を使ったような仕上がりに、黒や濃茶系の色を使えば、屋根やサッシに溶け込むシックな仕上がりになります。

塗り壁調

≪外壁≫シンプルで使う場所を選ばない『塗り壁調』

職人が仕上げた塗り壁のような外見の『塗り壁調』。
自宅の形状や近隣の雰囲気を選ばず、もっとも使いやすいデザインです。

円費用と耐用年数

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ガルバリウム鋼板を屋根に使用する場合の施工価格は、概ね1㎡あたり5,000円~10,000円です。
また、縦葺き用と横葺き用で価格が異なり、縦葺き用のほうが安い傾向にあります。

縦葺き用は、横葺きよりも同面積あたりに使う材料が少ないため、1㎡あたり5,000円~8,000円程度です。 それに対して横葺き用は、1㎡あたり6,500円~10,000円程度となります。

すでにある屋根材をすべて剥がしてから、新しいガルバリウム鋼板に張り替える葺き替えの価格相場は180万円です。

外壁塗装に使うガルバリウム鋼板の施工価格は、概ね1㎡4,300〜5,300円ほどです。
また、30坪の住宅でガルバリウム鋼板の外壁に交換する費用は120〜270万円が目安となるでしょう。
メンテナンスの場合は30坪で60〜260万円ほどです。


ガルバリウム鋼板の耐用年数はおよそ25年から35年です。錆びからはじまる穴あきさえなければ、40年以上の耐久性も十分に期待できます。

サムズアップメリット

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ガルバリウム鋼板は、耐震性や耐久性を備えつつ、コストパフォーマンスにも優れた建材です。
その他建材と総合的に比較して、「断熱性」「メンテナンス性」「施工性」「耐風性」「デザイン性」なども大変バランスが良いです。
ただし、「ガルバリウム鋼板=他の建材よりも良い」わけではありません。
断熱性や遮音性を期待するのであれば、断熱材一体型の製品を使用しなければならないなどの制約もあります。

サムズダウンデメリット

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全体的に優れたガルバ鋼板でも、当然劣る点があります。
たとえば、沿岸部や工場、森林近くでガルバリウム鋼板を用いると錆びが発生しやすくなりますし、割れない代わりに凹みやすい性質があります。
価格も屋根材のコロニアルや、壁材の窯業サイディングに比べると割高です。また、誰でも施工ができる建材ではなく、専門的な板金技術を備えた板金工しか施工ができない デメリットもあります。

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